拡大教科書って なに?

拡大教科書編集の一部写真
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左の教科書(B5判)が、26ポイントの文字で拡大編集すると、右側のB4版の大きさになります。
この子どもさんの場合は図形がほぼ原寸大なのでこれで事足ります。

拡大教科書は、普通の検定教科書では見ることが出来ない弱視の子どもたちのために文字や図版などを編集し直して作った教科書です。

拡大コピーでは、教科書が大くなりすぎて持ち運びにも読むにも大変です。
仕上がりB5かA4判大に編集します。当然、1冊の教科書が何分冊かに分かれます。
昔は手書きしかできませんでしたが、最近はパソコンで拡大したり画像を取り込んだりして作るグループも増えてきました。

最近は文部科学省も弱視者には拡大教科書を検定本と同等に支給することに制度を改め、利用者の負担はなくなりました。
こうした状況の変化に伴って拡大教科書作成依頼が増えていますが、全国的に作成ボランティアの絶対数が足りず、いまだに利用できない子供達がいるのです。
文部科学省は現状打開の方策を、きちんとした政策として、打ち出して欲しいものです。
文部科学省というより各政党が本来考えるべき事でしょうけれど。
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by tamtium | 2006-07-07 10:55 | Comments(0)
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